Microsoft クライアント アクセス ライセンスの管理 (パート 3/3)

Microsoft は、Intune や Office 365 などの製品を通じてクラウド サービスを提供しています。これらの製品により、Client Access License (CAL) ソフトウェア資産管理の課題がさらに複雑になります。

Microsoft Enterprise Agreement (EA) のお客様には、オンプレミスの永続的ライセンスを Office 365 および Intune のサブスクリプションに交換するオプションがあります。SharePoint、Exchange、Lync および Project などのサーバー ワークロードにアクセスすることはすでに、Office 365 で提供されるサブスクリプションの一部になっています。その結果として、Microsoft Office 365 のオンライン サブスクリプションはある程度まで重複しており、Core および Enterprise CAL スイートで提供される資格と厳密に一致しているとは限りません。Core または Enterprise CAL スイートをすでに所有しているお客様の場合、CAL Suite Bridges で移行パスが提供されます。ここで意図していることは、既存の CAL スイートを (1) Microsoft クラウド サービスから登録している製品、および (2) これらのサブスクリプションで対応されていない残りの資格に分割することです。これらは、以下の最初の表に示すとおり、CAL Suite Bridges と呼ばれるグループに再グループ化されます。

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次の表は、すべての Microsoft 製品にわたり、クラウド サービスと CAL Suite Bridges により提供されるサービス内容について説明しています。

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Office 365 および Intune は、Windows Server CAL にいかなる権利を提供しません。ほとんどの組織は、ある程度まで、統合されたすべての項目を管理下に置くことを希望しています。たとえば、Office 365 がプレミス ユーザーに提供される場合、それらのユーザーはネットワーク プリンタやファイル共有などの Windows Server リソースを利用すると考えられます。これらの Windows Server 機能では、Windows Server CAL が必要です。オフプレミス ユーザーは、これらのサービスを使用することはできませんが、Active Directory を使用してこれらのユーザーを管理している場合、ここでも各ユーザーまたは対応するデバイスのために Windows Server CAL が必要となります。Windows Server CAL ライセンスを必要とする、Office 365 によって提供されるその他の機能には、次のものが含まれます。Exchange Server および Lync Server オンライン コンポーネントから利用できる、フリー/ビジーのステータスの、共有カレンダーの使用。これらは間接的に Windows Server リソースにアクセスするため、Windows Server CAL ライセンスが必要です。

これは簡単に見えますが、いくつか注意事項があります。まず、CAL Suite Bridges を使用するために必要な一連の基準があります。それらの基準には、Enterprise Agreement (EA) のオンライン サービス条件 (または 2011 年 7 月以降の EA) の有効化や、Software Assurance (SA) に基づく Core CAL Suite または Enterprise CAL Suite への会社全体によるコミットメントが含まれます。企業が組織の一部または全部をクラウド サービスに移行するにつれ、これらのサービスに登録しているユーザーまたはその関連するデバイスは、多くの場合 CAL Suite Bridge ライセンスの適用対象となります。残りのプロフェッショナル デスクトップユーザーは、既存の CAL Suite ライセンスの適用対象となります。Enterprise Agreement を締結している組織が、ユーザーのサブセットを Microsoft Cloud サービスに登録する決定をし、対応する CAL Suite Bridge を購入しない選択をした場合、その他すべてのプロフェッショナル デスクトップ ユーザー用のエンタープライズ プラットフォーム割引が使えなくなります。

次に、Office 365 および Intune は、ユーザーごとにライセンス付与されており、最大 5 台のデバイスが対象となります。その一方で、CAL Suite および CAL Suite Bridge ライセンスは、ユーザーごとまたはデバイスごとのいずれかでライセンス付与されており、EA ではライセンス付与のために資格のあるデスクトップ – デバイスが考慮されます。これにより、考慮されるライセンスまたはサブスクリプションに応じて、同じユーザー/デバイスに対して異なるメトリックが適用される状況が発生する可能性があります。Microsoftは、契約の締結日から 1 年後に 1:1 の割合で、ユーザー CAL を SA に基づくデバイス CAL と交換するオプション (またはその反対のオプション) を提供しています。Enterprise Agreement から Microsoft Online サービスへ移行する組織には常に、再度オンプレミス ソリューションに戻るためのオプションが提供されています。継続的に SA が適用されていることが必要です。クラウドに移行されたライセンスに追加して、サブスクリプション ライセンスを購入した場合、オンプレミスに戻ることはできません。

Microsoft は非常に魅力的なクラウド サービス製品を提供しています。Microsoft は可能な限り、オンプレミス製品からクラウド製品への移行を円滑に実行しようとしてきましたが、考慮する必要がある多数の制約と注意事項があります。これらの問題を解決するには、最新のライセンス管理およびソフトウェア ライセンス最適化ツールが必要です。

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